全損事故の鈑金塗装修理事例(幸手市ースバル・XV)

【前部分、全損事故も完全修復!】

◆ 修理前
  事故により前部分が衝撃により激しく損傷した状況です。

幸手市よりスバル・XVの全損事故の修理のご依頼です。
ぶつけられたそうで、相手様の保険対応修理となりました。
お客様にお怪我が無くて本当に良かったです。

【修理内容】
フロントバンパー・・・・・・・新品交換
両サイドフェンダー・・・・・・新品交換
ボンネット・・・・・・・・・・新品交換
ラジエター・・・・・・・・・・新品交換
車体フレーム・・・・・・・・・修理・調整
四輪アライメント・・・・・・・計測・調整

 ボンネット・両サイドフェンダー部分・フロントバンパー・ラジエター・フレームの変形等の破損がありました。

◆ 作業開始前の解体

フロント部分のダメージが大きく外装部分やラジエーター、クーラーコンデンサーなどのエンジンルームの部品を脱着します。

◆ フレーム粗出し作業

フレーム修正機に車体を固定し、本体に引っ張り用冶具を取り付けます。
チェーンブロックと強力なパワーの油圧装置を使いダメージを受けたフレームの前後左右・上下に引いたり押したりしながら
修復します。ミリ単位の調整が必要になります。

粗出しをしっかり出さないと新品パネルが合わなくなるので粗出し作業が結構大変でした。

破損した部品を取り外し新しいフレームを取り付け、それぞれにサフェーサでの下地処理を行います。

◆ 新品部品の取り付け

ボンネット・フロントバンパー・左右フェンダーは新品の交換になります。
新品パネルは高い防錆力を持つ電着塗装が施された状態です。

◆ サフェーサー(中塗り塗装)の塗布
余計な所まで塗布しないよう車両全体にマスキングを施します。
サフェーサを塗布する前に新しいパネルの塗膜を細かいサンドペーパーでキズをつける足付けをします。
そのあとに脂分・ワックス分を弱い溶剤で脱脂します。

◆ カラーベース塗装
カラーサンプルのデータをもとに車体色と同じ色に調色します。
塗装は数回に分けて行い、べったり感がないようにパラパラと行いサフェーサの色がきちんと隠れているかを確認して
ムラのないように慎重に塗装していきます。

◆ クリア塗装
カラーベース塗装の後に透明なクリアの塗装をクリアのベースと硬化剤を混ぜて塗装していきます。
加熱・乾燥を経て最終的にコンパウンドを使い分け研き、ポリッシャーを使用して塗面を磨いて仕上げます。

◆ 部品組み付け
塗装後組付けを終え、ライトの点灯確認をして一通りの作業を完了しました。

久しぶりに前回りを大きく損傷した事故でしたので上の写真のように取り換え部品も多く作業が大変でした。

◆ 四輪アライメント調整
今回のような衝撃の大きな事故車に欠かせないのが車の車輪の向き、四輪の方向を正しく調整するアライメント調整をする必要があります。

高精度の測定が可能なホイールアライメントシステムの「ハンター」を使い足回りの角度(トー、キャンバー、キャスター
の調整を行います。
正しく取り付けられてなければ、ハンドルが取られたり、微振動が続き、タイヤの摩耗が激しくなるので、
調整後は完走して異音がないか、走って不具合がないかを確認してから納車になりました。

車両洗車及び室内の清掃を行い納車を待つ状態になりました。
今回の修理は交換部品の点数が結構多く、総額で¥1,400,000程位になったと思います。

それでも綺麗に仕上がりお客様にも大変喜んでいただきました(^^♪

この度は、ご入庫いただき誠にありがとうございました!
また、何かございましたらお気軽にご来店ください<m(__)m>
スタッフ一同お待ちしております(^^♪)

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